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  • 執筆者の写真院長

まだまだ続きます。

更新日:2020年9月14日

昨日、39都道府県において、非常事態宣言が解除されましたが、埼玉県はまだ解除されていません。


感染症の恐ろしさを強く感じる機会になってしまいましたが、

動物の世界にも、恐ろしい感染症があります。


その1つがジステンパーです。


今では当たり前となった犬のジステンパーの混合ワクチンですが、日本で使用されるようになったのは40年ほど前のことです。

それまでは、狂犬病のワクチンや、フィラリアの予防薬(当時は毎日投薬させる必要のあるもの)程度でした。


私がお世話になった先輩獣医師から聞いた話ですが、40年ほど前、その地域でジステンパーが流行り始めました。

その先生は担当していた患者さんに「騙されたと思って打っておいた方が良い」と説得して、ワクチンを接種しました。

しばらくすると、接種した犬を残し、その地域の犬達がバタバタとジステンパーで亡くなったそうです。


今ではジステンパーの市中感染は、あまり聞きませんが、

タヌキ、あらいぐま、ハクビシンなどの野生動物からの感染に注意が必要です。



コロナウイルスも少しずつ落ち着き始めていますが

非常事態宣言が解除されても、もうしばらくは対策が必要だと思います。


Web予約が出来る方は、ご面倒かとは思いますが、ご自身や大切なペット、また他の患者様のためにもWeb予約をお願い致します。

緊急事態宣言期間のみの電話予約としておりましたが、もうしばらく継続していきます。

急患の場合にも、一旦お電話下さい。

お電話にて状態をお聞きして、対応を考えさせて頂きます。


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