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  • 執筆者の写真院長

異物の飲み込みに注意(胃内異物1)

更新日:2021年1月28日

今年の2月の話ですが、夜間救急診療センターに一晩見学研修をさせて頂きました。様々な症例が来院されましたが、異物の飲み込みがありました。

シーツの端をかじり、相当な量を食べてしまったようです。

吐かせる処置を行いましたが、出ません。

麻酔下で、内視鏡を用いての異物摘出となりました。結果としては、胃壁にこびり付き出てこなかったようです。しかし、内視鏡にて無事取り除けました。


当院でも、時々そういう事故があります。

過去には、大型犬でゴムボールを飲んでしまった。今年1年間では、拳大に丸めたラップ、マスカット(急性腎不全を起こし、死亡例も報告があります。私も最近知りました。)、ゴム手袋の一部など。

いずれも吐かせて摘出ができました。鋭利なもので吐かせる際に食道に刺さる可能性のあるものは、催吐処置が取れませんので、内視鏡で摘出するか、手術での摘出となります。


ちょっとした飼主さんの不注意で、こういう事故は起こりますので、この年末年始のお休みの間、注意して下さい。


年末年始のお休みの間、日中に関しては、可能な限り急患対応は致します。(当院の患者に限ります。)何かありましたら、我慢せずまずはお電話下さい。



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